廃泥処理技術

石油掘削、ボーリング、あるいは土木分野において、使用後の泥水は環境保全の観点からもきちんと処理して廃棄することが求められています。
弊社は特に大量に使用される石油掘削における廃泥水の処理に関し技術開発を行ってきました。現在、石油掘削現場では凝集分離(鉄石灰法)と蒸発分離のいずれかの方法で処理されており、ともに弊社が技術サービスを行っております。
廃泥処理技術に関するお問い合わせは、技術部技術サービス課までお願いします。

 

凝集分離(鉄石灰法)

石油掘削現場において発生する坑廃水の種類としては、以下のようなものがあります。

  1. 廃棄余剰泥水、廃棄セメント置換泥水
  2. セメントなどによる汚染廃棄泥水
  3. ソリッドコントロール装置からの排出泥水
  4. ドリルパイプなどの洗浄水
  5. 坑井敷地内使用機械などの冷却水
  6. ボイラードレイン、生活雑廃水
  7. 坑井敷地内雨水および雪解け水

これらのうち、固形分が少なく水分含有量の多い廃泥水(2)~(7)を凝集槽中に導き、鉄系無機凝集剤とカルシウム系の薬剤で処理します。

これにより懸濁粒子を凝集させるとともに、含まれていた金属塩を沈殿させます。さらに高分子凝集剤を加えたあと、遠心分離機で水分の少ないスラッジと分離液(水)に分離します。
スラッジは、固形分の多い廃泥水(1)と一緒にしてさらに高分子凝集剤と固化剤で処理し、産業廃棄物として埋立廃棄します。
(再生利用する場合もあります)

分離した水は放流基準に照らした処理を施して河川に放流します。
(再使用する場合もあります)

 

蒸発分離

水分含有量の多い廃泥水を真空蒸発分離装置に導き、水分と固形濃縮分に分離する方法です。
装置から出てきた水分は蒸留水ですので、そのまま再使用するか放流します。固形濃縮分は固形分の多い廃泥水と一緒にして、高分子凝集剤と固化剤を用いて固化し、スクリュープレスで脱水処理を施したのち、産業廃棄物として処理します(再生利用する場合もあります)。
真空蒸発分離装置は多管式で、約2,000本の極細パイプが使用されており、高い熱交換効率で効率よく水分を蒸発させています。

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株式会社テルナイト 技術部 技術サービス課

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